ちぎって捨てたい
私の一族は偏頭痛持ちである。
気圧の移り変わり、特に春秋の台風の季節などは地獄で。
視界はギラギラしたビックリマンシールのようなもので塞がれ見えなくなり
こめかみからズッキンズッキンと痛み
脳と目が奥でつながっているところ(想像)を
ハンター✖️ハンターのキルアよろしく指を突っ込んで
ひきちぎって捨てたいくらい痛むのだ。
脳外科に行ったらホルモンバランスだから
閉経しておばあちゃんにならないと治らないよと突っぱねられ
頭痛専門医に行ったら、朝は日の出と共に起き夕暮れになれば寝て
江戸時代の人の様に暮らしなさいと言われ。
先生、江戸時代の人でもロウソクつけてもうちょっと起きてたと思いますよと。
まぁ規則正しく刺激の少ない生活をと言いたかったんだろうけども。
そんな偏頭痛持ちにはある特技がありまして。
なんと天気がわかるのである。
めちゃ科学の精度の上がった現代の天気予報に
負けず劣らずの生ける天気予報マシーン、偏頭痛持ち。
台風などのグググっとくる天気は前日から頭痛が。
ゲリラ雷雨などの今日晴れだったのにー系の天気は
大体30分前くらいから射し込むような鋭い痛みの頭痛がくる。
真夏の晴れた公園で射し込む頭痛が来たので
「雨が降るから帰るよー!」なんて子供を大声で呼んでると
周りの人達は何言ってんだコイツ的に見てくる訳ですよ。
めっちゃ晴れてるから。
でも車に乗って公園出た後にはザーーー!!っと降ってきて
公園で聞いていた人々は雨に濡れ、こう思った事でしょう。
「何であのおばちゃん雨が降るってわかったんだ。。。」と。
痛みと引き換えに天気予知能力を得た私は思うのです。
時代が時代なら、日本を統べる事ができたのではと。
崇め奉られただろうなぁ。。。。
今日のメモ
西日本が大荒れする時は三日前くらいから痛み始める。
(自分は東日本)